夜はCGの時間

ゲームのデザイン仕事を生業にする筆者が、色々なツールのちょっとしたネタやTipsなどを投稿、まとめる備忘録ブログです。

【MAYA】24FPSの罠

 

なぜ24FPSがデフォルトなのか

MAYAは初期設定のまま使うと、シーンのFPS設定が24FPSになっている。

ゲームのデータ(モーション)を作る時、24FPSで制作にする利点は皆無と言っていい。

大体30か60だ。可変fpsは別として。

24fpsのモーションを30or60で再生すると、フレーム数が少ないせいで早回しのようになる。

 

なぜデフォルトが24FPSなのか知らないが、さっさと30なり60なりにしてしまおう。

 

設定のしかた

ウィンドウ>設定/プリファレンス>プリファレンスf:id:Magotarou:20190811002148p:plain

 

設定>作業単位>時間>30fps or 60fpsに変更

f:id:Magotarou:20190811000045p:plain

これで安心、と思いきや

あらためて新規シーンを作成してみると・・・

f:id:Magotarou:20190811004019p:plain

ワークスペースをアニメーションにすると【24FPS】という文字

実はプリファレンスの設定を変えても『現在開いているシーンの設定』が変わるだけなので、これを30FPSにするには以下の箇所の設定を変える。

ファイル>新規シーンオプション

f:id:Magotarou:20190811011632p:plain

 

規定作業単位>時間>30fps or 60fpsに変更

f:id:Magotarou:20190811011916p:plain

 

これで新規シーンを作成しても24FPSのシーンが作られることはなくなった。

よかったよかった。