【Blender】Hキーを表示/非表示できるトグルキーにしたい
Hキーのみで表示/非表示が切り替えられないのがすごくダルい。
Softimage愛好者だった身としては、そっちの操作が当たり前なのだ。
MayaでもHキーで表示/非表示切り替えが出来なくて、『なんでショートカット違うねん。表示なら非表示、非表示なら表示でええやろ』って思ってた。
Mayaは『CG自習部屋 MAYAの時間』さんの作ってくださったMelで対応してた。
マジでありがたいです。
今回はBlenderの話なので、その悪戦苦闘の結果をここにメモしておこうと思う。
Blenderのバージョン【2.80日本語】
キーマップ【IndustryCompatible】
オブジェクトのトグル切り替えのやり方
結論から言うと、『できるが、バグっぽい挙動をする』。
アウトライナーの目玉アイコンで右クリックして、『ショートカットの割り当て』で『H』キーを割り当てる。
するとキーマップの一番上に、ウィンドウという項目が足される。
これで、オブジェクトモードでの表示/非表示を、ビュー上でもアウトライナー上でも行えるようになる。
ただし、以下の点に注意する必要がある。
目玉アイコンがオブジェクトの状態に連動しなくなる
Hキーで非表示にしても、アウトライナーの目玉が開いたままになる。
文字は灰色になる。
目玉と併用できない
目玉で非表示にする ⇒ Hキーで表示できない。
Hキーで非表示にする ⇒ 目玉で表示できない。
簡単にいうと全く別の機能扱いになるので、目玉は目玉で、HキーはHキーで切り替えることになる(ショートカット割り当てたはずなのに解せぬ)。
複数選択しての切り替えはできない
最後に選択したオブジェクトしか非表示にならない。
まとめて再表示はできない
Alt+Hに割り振られている【全て再表示】では表示できなくなるので併用はできない。
だが、そもそも【全て再表示】は融通の効かない機能なので、これが使えなくて不便となる時は、まずコレクションやレイヤーを使って自分の表示したいものを制御するようにしたほうがいいと思う。
オブジェクトのトグル切り替えはこれでOK。
メッシュの切り替えは、非表示にした瞬間選択していないことになってしまうので出来ない。
Mayaは非表示でも選択が残るのでできるけど。
というわけで、メッシュはバインドキーを変える方法だけ記載しておく。
メッシュのHキー表示切り替え
まず
編集>プリファレンス>キーマップ
でキーマップを編集するダイアログを開いて、
下の図のように、検索条件を『キーバインド』、検索窓に『H』と入れる。
すると『H』キーがバインドされている一覧がでる。
今回変えたいのは以下。
- メッシュ
- UVエディター
【オブジェクトモード】と【アウトライナー】のショートカットは『H』キーにふってしまうと競合して先に設定した動作ができなくなるので触らない。
隠す操作を『H』に、
表示する操作を『Ctrl+H』にしたい。(Altを親指で押してるせいでAlt+Hが押しづらい)
変更した項目に【Restore】とつくのは便利でとても良いと思う。
余談
はじめは素直にオブジェクトモードのキーマップを変えようとしたのだがトグルモードにどうしてもできなかったので断念した。
このキーマップ切り替えを環境が変わるたびにやるのは面倒なのでアドオン化したいがその知識がないので追々。
そもそも過不足ない機能をアドオンで作ってしまうべきではないのか。
課題は多い。