夜はCGの時間

ゲームのデザイン仕事を生業にする筆者が、色々なツールのちょっとしたネタやTipsなどを投稿、まとめる備忘録ブログです。

【定額制?】『どんなときもWiFi』で接続してAndroid10へアップデートしようとしたら問題が起きた話【従量制?】

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Android10にアップデートする際に陥った罠の話。

 

使用スマホはPixel3a。

 

最近、Android10がリリースされて、アップデートしなされという通知が頻繁に出るようになった。

 

対応してないアプリが使用不能になったら困るので保留してたが、流石にうざくなってアップデートを実行してみたものの、ダウンロードで勝手に止まって、『定額制WiFiに繋げ』とおっしゃる。

 

うちのネット回線はモバイルWifiのみなのだが、これが『どんなときもWifi』というやつで、モバイルWifiなんだけど定額制でデータ容量無制限という、微妙にイレギュラーな存在なのだ。

 

donnatokimo-wifi.jp

 

普通4G回線やモバイルインターネットは容量に制限があるので、そのせいでモバイルWiFiなどんなときもWiFiだと、いくら再実行をタップしても途中でアップデートを止められてしまう。

さてどうしたものかというのが本題だ。

 

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【Blender】Hキーを表示/非表示できるトグルキーにしたい

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Hキーのみで表示/非表示が切り替えられないのがすごくダルい。

Softimage愛好者だった身としては、そっちの操作が当たり前なのだ。

 

MayaでもHキーで表示/非表示切り替えが出来なくて、『なんでショートカット違うねん。表示なら非表示、非表示なら表示でええやろ』って思ってた。

 

Mayaは『CG自習部屋 MAYAの時間』さんの作ってくださったMelで対応してた。

マジでありがたいです。

cgjishu.net

 

今回はBlenderの話なので、その悪戦苦闘の結果をここにメモしておこうと思う。

 

Blenderのバージョン【2.80日本語】

キーマップ【IndustryCompatible】

 

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【デザイナー向け】アルファをしきい値で2値化する【AlphaCut】【AlphaClip】【Cutout】

ゲームのデータ制作において、テクスチャをアルファ値で透過する際に、『しきい値』を用いて、それより下なら非表示にして、上なら描画するという手法がある。

本来はグラデーションになっているアルファ を『透明』か『不透明』かの2択にするアレだ。

 

図解すると、

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こんな感じ。

 

この再現方法を

の3つで解説する。

 

ちなみにこの機能、やり方をネットで検索しようとすると、ある問題に直面することとなる。

 

 

  • 『ツール+機能名』で検索すると何も出てこない問題
  • Maya2019
  • Blender2.80
  • Unity2018(2019でも一緒)
    • Standard
    • Unlit/Transparent Cutout
    • Legacy Shaders/Transparent/Cutout/
  • さいごに

 

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【商用利用可】テクスチャ配布サイトまとめ【CC0】

ゲーム制作で使えるテクスチャを【CC0ライセンス】で配布しているサイトをご紹介。

 

CC0とは

この作品は、たとえ営利目的であっても、許可を得ずに複製、改変・翻案、配布、上演・演奏することが出来ます。下記のその他の情報も参照して下さい。

 

creativecommons.org

 

商用利用可能で、クレジット表記もいらないライセンス形式です。

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【MAYA】耳~みみ~

耳を作った。

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 この本を見ながら作った。1から手順を追って作れるので悩みにくいと思う。

Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! ! -

Autodesk Mayaキャラクターモデリング造形力矯正バイブル -へたくそスパイラルからの脱出! ! -

 

 

 

【MAYA】ArnoldでAOをテクスチャにベイクする

知らないと呪文のようなブログタイトルだ。

 

Arnoldでアンビエントオクルージョンを計算して、それをテクスチャに焼き付ける。

 

完成図

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これをするとテクスチャに書き込む陰影のクオリティが均一になるので、大量に制作する際のクオリティが担保できる。

プラス単純にテクスチャ制作が楽になる。

 

しかし、向いている場合と向いていない場合がある。

 

向いている

形状に嘘のない程度のポリゴン数を使用しており、UVを重ねなくてもディティールが落ちない程度のテクスチャサイズである場合。モデルの数が単純に多い場合。

 

向いていない

極端にローポリゴンで、形状に嘘が多い場合。テクスチャサイズが小さいため、UVが重なっているところが多い場合。

 

向いているようなら、早速実践してみよう。

 

使用MAYAバージョン:2019.2

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【TexGraph】プロシージャルテクスチャの門を叩く その3

TexGraphを使ってレンガのテクスチャを作る試みの第三回。

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前回はこちら

mago.hatenablog.com

 

今回はそのレンガにディティールを追加して、ノーマルマップなどの各種テクスチャを用意する。

 

今回で完成。

 

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